スポーツ障害を治すために大切なリハビリテーション

 

【和歌山駅から徒歩6分】

足から全身を整えるパーソナルケア、和歌山市吉田にありますほたる整骨院です。

 

今回はスポーツ障害についてお話しできたらと思います。

スポーツ障害と言っても様々な症状があります。

オスグッド病やシンスプリント、グロインペインなどなど子供さんに多い症状から

アキレス腱断裂や腱板損傷、肉離れなども該当する症状になります。

安静にするというイメージが多いとは思いますが、令和になってから少しずつ考え方も改まってきました。

 

その名前はPEACE&LOVE(ピースアンドラブ)です。

必要なリハビリ処置の頭文字をそれぞれ取って出来た名前でして

以前まではRICE処置というのが一般的でした。

RICE処置とは

R=Rest…安静にする

I=Ice…患部を冷やす

C=Compressioñ…患部の圧迫をする

E=Elevation…患部を心臓よりも高い位置にあげる

 

といった内容になりまして、実際は一般の方であれば基本としてこれだけ覚えておけば問題ない内容ではあります。

ですが、スポーツ現場を最短に復帰することを考えるとこの4つだけを行っていると復帰に時間がかかることが分かってきました。

特に悩ましい点がRとIの部分、安静とアイシングを行いすぎることにより想定よりも治癒が遅れて、かつ禁漁の回復が遅れることが懸念点となりました。

そこで、PEACE&LOVE(ピースアンドラブ)が新たに追加されたということです。

 

PEACE&LOVE

P=Protection 患部の保護

受傷約3日前後は保護及び痛みのあるような活動を減らす

 

E=Elevation 心臓よりも高い位置へ上げる

 

A=Avoid Anti-inflammatories 抗炎症薬の使用を止める

いわゆる痛み止めを使用すると痛みは和らいで改善が早まりそうな気がしますが

実際は炎症までも抑えてしまうため血流量が低下して患部の回復を遅らせていく事が確認されています。

出来る限りの薬の服用は控えましょう。

 

C=Compression 患部の圧迫を行う

 

E=Education 患者様へ教育を行う

ここは私たちの仕事になるのですが、自己判断で薬の服用を行ったり必要以上に安静にしてしまい

患部の回復が遅れるような行動をとられないように患者様とコミュニケーションを取ったうえで教育を行います。

 

重症度によりますがここまでが、受傷して約3日前後に最適な処置になります。

これ以降の処置はLOVEになります。

 

L=Load 徐々に負荷をかけていく

安静と打って変わってここから負荷をかけていき早期回復及び筋力の低下を押さえていきます。

ここを自己判断で行うと際受傷などが起きやすいので専門家に任せることをお勧めいたします。

 

O=Optimism 楽観的思考を持つ

復帰に対する恐怖を植え付けないようにコミュニケーションを図り復帰に対して前向きな行動をとってもらえるように「病は気から」精神で改善を図ります。

 

V=Vascularisation 血流改善を促す

これもRICE処置から改良された内容になりまして、出来る限りの早期解決のために行うものになります。

次のEにも該当されるものになってきますが、安静にしすぎないというのが含まれています。

 

E=Exercise 運動を積極的に行う

ヨガのようなストレッチも含まれる内容ですし、ご自身でメンテナンスできる部分になります。

 

これらを駆使しながら早期回復を狙っていきます。

私が行う処置もこの法則に基づいて行って参りますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。

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