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足から全身を整えるパーソナルケア、和歌山市吉田にありますほたる整骨院です。
先日は、急性腰痛の肉離れによるぎっくり腰に対して記載させて頂きました。
まだご覧になってない方は1度ご覧いただければより、深く身体のことが知れると思いますので是非ご覧ください。
今回はもう1つの急性腰痛に対してお伝えできればと思います。
2つ目の急性腰痛は、位置異常というのが原因で発生します。
位置異常というのは、骨同士の間にあるクッションの椎間板が何らかの原因で内圧が高まり本来の場所から
離れて移動してしまうのが原因です。
椎間板ヘルニアなど聞いたことはあるでしょうか?あまりにも常に移動をし続けて椎間板に内圧がかかり続けて
水分を失ってしまうとヘルニアに移行してしまいます。
ですが、1度だけでも内圧による位置異常を起こすと骨の内部を通っている神経に伸展作用がかかって症状が出てしまいます。
神経を触れるような腰痛ですので耐えられない何とも不快な痛みが出てきます。
酷い人ですと、麻酔無しで虫歯にドリルされてるようなツーンというものすごく鋭い痛みが起こる方もいらっしゃいます。
では、なぜそのような位置異常が発生してしまうのでしょうか?
原因の1つとして挙げられるのが、腰椎が異常に可動してしまう過活動というのが原因と言われています。
不思議と思われるかもしれませんが、腰椎は基本的に前屈と言って前かがみの体勢になることが非常に苦手です。
本来の前屈みというのは、実は股関節が曲がって行われるものですので腰椎が前屈するというのは少ないはずです。
ですが、股関節を曲げてのお辞儀が出来なくなると、腰椎が誤って曲がってしまうため起こるといわれています。
1回2回程度であれば、大丈夫なのですが何度も同じように内圧を高めるような腰の動きを知らず知らずに行ってしまうと
何かのきっかけでぎっくり腰へと移行してしまいます。
では、どのような対策を取ればよいかなのですが
これもまた不思議なことに内圧が高まっている位置異常を治すのが先決ですので、ほぼ7割以上の方は
腰を反る動作を続けてあげるとどんどん症状が良くなる方が多いです。
え?ぎっくり腰なのに腰を反るの?と思われるかもしれませんが不思議と効果が出てきます。
もちろん例外もありますので、あくまで多くの方はというのにご注意ください。
大事なことはなぜその症状が出てしまっているのかを見極めることです。
○○で効果があるといわれている腰痛体操をやってても効果が無かった!という理由で来院される方も多いですが
体操が悪いわけではなく、たまたま今の症状に当てはまらないチョイスをしてしまっただけなので運動自体はとても良いものです。
ぜひ、今の自分を見直すきっかけにご相談してみてはいかがでしょうか?